年長さんみんなでお味噌を仕込んで、毎日のごはんで赤ちゃんから味噌汁を飲んでる保育園のドキュメンタリー。
この保育園のごはんには肉はなし。玄米食で魚と納豆と野菜のメニューで、入園するとアトピーやアレルギーが治っちゃう子がいるらしい。毎日ほとんど和食だけど、日本人に和食が適しているのは数千年間の食生活で遺伝子がそうなっているからだと小泉武夫先生の解説が入る。
ピヨピヨ保育園のごはんも薄味の和食中心のメニューで、栄養だけでなくゆで加減や色味にもこだわってます。しかしこの映画の保育園のごはんへのこだわりはほとんど修行僧レベルです。でも子どもたちみんな美味しそうに、そして楽しそうに食べてました。普通、保育園でたまに食べあぐねてる子がいたりするけど、自分で仕込んだり収穫したものは食べるんだろうね。
この映画は自主上映会でしか観られないのですが、５万円で自主上映できるようです。ピヨの先生や保護者にも観て欲しいなあ。上映会したいなあ。そうして「ピヨのごはん」をこれからますますみがいていって欲しいです。（ＫＧ）